「花嫁のれん」という言葉を聞いたことありますか。
花嫁のれんとは、加賀藩(加賀・能登・越中)に見られる地域の風習で
花嫁がお嫁入りの際、実家より持参し
婚家の家の仏壇参りしてご先祖様に「これからうちのものになります。」とご挨拶するときに
仏間の入口に掛けられた暖簾のことを 「花嫁のれん」いいます。
花嫁のれんは、花嫁の実家が花嫁を見送る最後の結界。
そんな「花嫁のれん」には、実家の家紋が記され
その他にも、さまざまなデザインが描かれています。
花嫁が好きだったもの、花嫁と家族との思い出、今後の幸せを祈ったもの…etc
花嫁のれんに描かれるものは、花嫁を思う家族の思い。
花嫁のれんをつくることは、家族の思いを整理することでもあるのです。
毎年GW~母の日にかけて、「花嫁のれん展」が開催される花嫁のれんのまち、七尾・一本杉通りでは
そんな、世界に1枚だけの花嫁のれんをつくることができる場所があります。
「きもの処 凛や」
能登の花ヨメでもある、若女将の若林千秋さんが
時間をかけて、ゆっくりと、一緒に家族の思いを絵にして、世界にひとつの「花嫁のれんづくり」を手伝ってくれます。
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能登の花ヨメ体験プログラム
一本杉通りで花嫁のれんづくり
http://www.notohana.jp/event/72/
フルオーダーによる友禅の花嫁のれんづくり
製作期間:約6ヵ月
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2015年4月29日~5月10日にかけて、七尾・一本杉通りにて
花嫁のれん展 が開催されます。
すこし、足をのばして見に来てください。
1枚の暖簾に見る家族のストーリーは、きっとあなたにも伝わるはずです。
花嫁のれん展
2015年4月29日~5月10日