輪島塗の沈金体験と お箸にまつわるマナーのお話

能登の花ヨメ新城 礼子さんと


輪島塗の沈金体験と お箸にまつわるマナーのお話

一本杉通りにある創業寛永年間の「漆陶舗あらき」で輪島塗の沈金体験。
女将に教わりながらお好きなお皿もしくはお箸に絵付けをすれば、世界にひとつだけのオリジナルが仕上がります。
できたお皿やお箸はその日のうちにお持ち帰りいただけます。
体験後はお箸にまつわるちょこっとマナーのお話も。女子力アップも期待できるはず。

  • お好きなお箸やお皿を選び、沈金体験。実際に作業をはじめると、誰もがいつのまにか職人になっていく。

  • 「沈金体験」の後はお箸のちょこっとマナーレッスンも。「手間ひまかけられたものこそ大切につかってあげてほしい。」と礼子さんは話す。

  • 店内には伝統工芸品だけでなく、地元作家の作品も数多く並ぶ。すてきな器(うつわ)との出会いがきっとここにあるはず。

案内人

能登の花ヨメの 能登暮らしQ&A

  • Q.1 能登の花ヨメの醍醐味は?

    日々ご近所の心遣い、やさしさが感じられること

  • Q.2 暮らしの中で好きな時間は?

    長い冬が明けた桜の季節

  • Q.3 わたしのとっておき能登の場所

    石崎町の高台(ここから見る石崎湾が綺麗)

  • Q.4 わたしの大好きな能登ごはん

    お義母さんから教わった、つみれの天ぷら

  • Q.5 これから楽しみにしていること

    仲間と能登の再発見をめぐる旅

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プログラム案内人 能登の花ヨメ新城 礼子さん あらき れいこ

 礼子さんは、一本杉通りにある「漆陶舗あらき」の女将。生まれは同じ石川県だが、文化も風土も違う加賀の出身。「子供の頃から山中漆器や九谷焼に慣れ親しんだ生活をおくり、こうして七尾に嫁いだことも、なにかのご縁ではないか。」と話す。
 幼い頃から伝統工芸品をそばにしてきた礼子さんは、輪島塗、山中漆器、九谷焼などの職人の手間ひま、そしてその奥深さを知る一人だ。「伝統工芸品のひとつひとつに職人の時間と手間がかけられている。そんな思いの込められた一品を大切な人の大切な節目に贈る、という文化を伝えられたら。」と考えている。

 「漆陶舗あらき」は漆器と陶器を扱うお店。今回のプログラムでは、ここで輪島塗の仕上げ工程のひとつである「沈金」を体験する。「自分で考えた思い思いの絵柄を絵付けするこの瞬間は、誰もが伝統工芸の職人になる。10分で絵を彫れる人もいれば、1時間かける人もいる。完成した品を手に取ったとき、きっと職人さんの気持ちがわかるはずです。」自分も実際に職人になってみることで、ものをつくる人の気持ちを知ることができる、と礼子さんは考える。
 そしてもうひとつは、お箸の使い方のレッスン。お箸の話、使い方、マナー、おもてなし…とひとつのものを大切に使う「こころ」を教わる。「手間ひまをかけて仕上げられた伝統工芸こそ、ちゃんと使ってあげてほしい。漆の使い心地は、使ってみてはじめてわかるものだから。」礼子さんといると、日本の心を知ることも多い。

 ここで過ごす能登体験は、沈金体験をしながら「ものをつくる」ということ、「ものを使う」ということを知るひととき。伝統工芸の奥深さを知る旅がここからはじまりそうだ。

輪島塗の沈金体験と お箸にまつわるマナーのお話プログラム概要
実施日 通年
実施場所(集合場所) 漆陶舗あらき 1階(七尾・一本杉通り)
開催時間 10:00~15:00(所要時間:1時間)
料  金 1,000円~2,000円  (別途体験保険料500円)
料金に含まれるもの 材料費
参加者持ちもの 特になし
アクセス
バス
駐車場
問合せ・申込み
申込み先(担当) 漆陶舗あらき (担当:新城礼子)
申込み方法 TELにて随時受付
電話 0767-52-4141
メールアドレス info@nanao-araki.com
キャンセルについて 前日までに要連絡
参加受け入れ数(最小/最大) 1人~14人まで

※ お支払いは現地にて現金でお願い致します。