智香子さんが女将をつとめる民宿「ふらっと」は、海が目の前に広がる一軒宿。オーストラリア出身の旦那さんと、能登の食材をつかったイタリアンを提供し、毎日お客様を迎えている。

　智香子さんの毎日は、幸せを実感する瞬間の連続のようだ。朝起きたら海が見えること。自分の畑でとったものを、その日に食べること。昔のひとの暮らしぶり（発酵や漬物など）を習って実践すること。そして、たくさんの人と出会えること…。　「能登の良さは、ひとことでは説明できない。とにかく、一回来てみたらわかる！」という智香子さんの毎日は、数々の感動に溢れている。
　一日の中で一番好きな時間は、「お客さんと話している時間。」お客さんと一緒に能登暮らしを満喫するのがなによりの醍醐味だそう。お客さんと一緒に流れ星を見つけに行ったり、ホタルを探して散歩したり、庭の畑の世話をして海を見ながらのんびりとくつろいだり…。自分の大好きな“のと時間”をお客さんにすすめて、それを喜んで
もらえることが、智香子さんのよろこび。毎日たくさんの幸せを感じる智香子さんには、お客さんにすすめたい能登の「楽しい！」「きれい！」「美味しい！」が尽きない。

　ここで体験する“のと時間”では、穏やかで広大な海を見ながらのんびりと畑で季節のものを収穫し、能登の「いしり」などを使ったイタリアンを堪能する。そしてビールを片手に、縁側や庭のベンチに座って読書や昼寝・・・。能登に流れるやさしくて穏やかな時間を智香子さんと過ごせば、きっと「1回来たら、また来たくなる」能登の魅力に気づくことだろう。
（※縁側のあるお部屋は１室限定となります。）