海を望む丘の上で 能登手漉き和紙と墨のアトリエ時間

能登の花ヨメ室谷 文音さんと


海を望む丘の上で 能登手漉き和紙と墨のアトリエ時間

目の前に海が広がる丘に佇む、一軒の抒情書家のアトリエ。
潮風と波音を感じる静かな場所で、自然の音に耳を傾け、能登に流れる時間を「書」とともに楽しんでみませんか。
色彩豊かな墨、大小さまざまな筆、そして能登の手漉き和紙(仁行和紙・久田和紙)。
墨を硯で丁寧にすりながら、感性にまかせて自由な表現をお楽しみください

  • 文音さんのアトリエには静かで心地よい潮風と波音が流れる。ゆっくりと丁寧に墨をすっていると自然と心が落ち着いていく。

  • 鮮やかな能登の手漉き和紙。能登でつくられる色とりどりの仁行和紙と久田和紙。ひとつひとつ表情の違う和紙の中から自分に合った1枚を選んで。

  • 様々な形、硬さ、太さのある筆、何種類もの墨を手にしながら、思い思いのまま自由に表現を。※写真は「水」をテーマにした文音さんの作品。

  • 1日5色に色が変わる五色ヶ浜海岸。目の前は五色ヶ浜海岸。朝から夕まで様々な表情を見せる海を「1日中眺めていても飽きない。」と言う文音さん。海の近くで過ごしていると水をテーマにした作品が多くなったそう。

案内人

能登の花ヨメの 能登暮らしQ&A

  • Q.1 能登の花ヨメの醍醐味は?

    能登の1番の魅力は「人」です!すぐにはわからないかもしれないけれど、温かさとユニークさに溢れ、とても面白い。感動します。

  • Q.2 暮らしの中で好きな時間は?

    朝犬の散歩をしてひと汗かいた後、海を見ながらいただく珈琲タイム

  • Q.3 わたしのとっておき能登の場所

    ここ(アトリエ桃花林)

  • Q.4 わたしの大好きな能登ごはん

    いただきものの野菜とお魚。(どこよりも新鮮!)

  • Q.5 これから楽しみにしていること

    奥能登の手漉き和紙を世界に伝えたい。

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プログラム案内人 能登の花ヨメ室谷 文音さん むろや あやね

 「この場所に出会ったから、長年活動拠点にしていたドイツからの帰国を決めた。」という杼情書家・文音さんのアトリエは、五色ヶ浜が目の前の特等席。一日に5回5色に変わる、と言われる海岸をひとり占めしたかのように感じられる風景は、実に贅沢だ。

 文音さんの一日は、愛犬と海へ散歩するところから始まる。ひと汗かいた後は、海を見ながら朝の珈琲を一杯。そして、ゆっくりと墨をすり、作品と向き合う。休憩するときもまた、海を見ながらひと息。「ここにいると毎日が飽きない。海の表情も、毎日毎時間ごとに全然ちがうんですよ。天気のいい日は山も見えるし、夕焼けの景色も毎日変わる。夜は漁火も映り、祭の季節は向こうの方に町灯りがよく見えるんです。」文音さんが見ているのは、海の表情だけではない。季節のうつろいと、それに合わせた人の営み、そしてそれらが織りなす豊かな情景。ここから見えるすべての風景に日々感動し、それが自分の作品づくりの原動力になっているそうだ。
 アトリエには、色鮮やかな能登の手漉き和紙に描かれた作品がならぶ。仁行和紙と久田和紙。思い思いの和紙に、自由に描かれる墨の世界は、自然と「水」を意識した作品が多いそう。「のんびり、じっくり過ごしてもらえればいいんです。ここの良さは、すぐわかるものではない。ゆっくりと時間を過ごしていると、きっとわかるものだから。」と文音さんは言う。

 時間とともに変わりゆく情景、時間とともに感じる人の温かさ。海の見えるアトリエでゆっくりと過ごしながら、流れる時間に心ゆくまで委ねてみてもいいものだ。

海を望む丘の上で 能登手漉き和紙と墨のアトリエ時間プログラム概要
実施日 4月~12月(盆・正月除く)・毎月4回(先着) ※要問合せ
実施場所(集合場所) アトリエ「桃花林(とうかりん)」(能登町・内浦)
開催時間 10:00~受付可能(心ゆくまで)
料  金 5,000円(別途 体験保険料500円)
料金に含まれるもの 紙・アトリエ開放
参加者持ちもの 身体と素直になれる心
アクセス
バス
駐車場
問合せ・申込み
申込み先(担当) 室谷文音
申込み方法 要予約
電話 0768-72-0474
メールアドレス
キャンセルについて 3日までに要連絡
参加受け入れ数(最小/最大) 2人~10人まで

※ お支払いは現地にて現金でお願い致します。